終演、ご来場ありがとうございました。
『平成版 アンネの日記』
#3 『平成版 アンネの日記』
脚本・演出:来子真切怜
2019年5月
4日(土) 14時~/19時~
5日(日) 14時~/19時~
6日(月・祝) 13時~
※開場は開演の30分前です。
※満席時はご予約頂いたお客様優先となります。★上演時間は約2時間20分を予定しております。
会場:人間座スタジオ
〒606-0865
京都府京都市左京区下鴨東高木町11
席代:当日 1,500円
予約 1,000円予約:https://www.quartet-online.net/ticket/3-anne
※サイトからの受付は当日の正午までとなります。
※専用サイト以外からもご予約を承っております。
件名「アンネの日記予約」でお名前・日時・枚数・お電話番号をご連絡下さい。E-mailやお問い合わせフォームからのご予約の場合は、返信をもって受付完了とさせて頂きます。
<問合せ> phiring2012@yahoo.co.jp上演にあたり かづちやえ
この作品の初演は1975年(昭和50年)の約44年前。
私が社会科で勉強した1970年代といえば、世界が次の世界へと動き始めた時代、反戦運動・環境問題・そしてウーマンリブ、学生運動の瓦解から「しらけ世代」へ、カウンターカルチャーも生まれた時代、世界が次の世界へと動き始めた時代です。そんな時代に生まれたこの作品を、平成を飛び越えて再演することになりました。
この作品がどんな時代へ向かうのか、「はざま世代」「プレッシャー世代」と言われる私は、当時の熱を帯びた作品に触れられる機会に、今からどきどきわくわくしております。企画者より
ご挨拶
かづちやえ
これを板の上に上げられないか。
ある日突然、自宅のポストに脚本が届いていました。
来子真さんはお芝居から離れて何十年、私はその「想い」に鳥肌がたちました。
創作は来子真さんが、との条件でふたつ返事で応えました。
そして、たくさんの人の力を借りて本番を迎えることができました。
関係してくれた皆様とご来場いただいた皆様に感謝しかありません。
全く同じものでなくていい、作品を通して皆様と何かを共有できれば幸いです。
そして、一期一会に止まらない、そんな御縁や何かを繋いでいければと思います。来子真切怜
改元のその時に平成版「アンネの日記」を世に問うことになりました。
かつて、人を裏切り、裏切られた青春の挫折の叫びであった「アンネの日記」が装いを改め、平成の若者によって演じられます。形の違いはあれ、彼らも現代社会の中でもがき苦しんでいます。今回演出することでそんな若者たちと触れ合うことができました。私にとっては貴重な体験だったと思います。
私は今、若者たちともがき苦しみながら、明日への道筋を模索する私を見つめています。生を受けた命の行きつくところは彼岸です。しかし、その道筋はひとそれぞれに違います。私は67年間生きてきたなかで一番幸せな時を過ごしているのかもしれません。
若者たちはこの公演ののち、新たな人生を踏み出します。私は万感の思いで彼らにエールを送りたいと思います。平成版「アンネの日記」は私の青春の総括ですが、今を生きる若者たちへのエールでもあるのです。
明日を見つめ、自分を信じて、道は必ず開かれる。明るい未来は君たちのものだ。最後になりましたが、今回の公演にあたり、キャスト、スタッフ、そしてご支援をいただいた皆様方に厚く御礼申し上げます。そして、演劇ユニットファイリングのかづちやえさん、あなたとの出会いと並々ならぬご助力のおかげでこの公演が実現しました。深く感謝致します。
introduction
平成が終わり、新しい元号が幕を開け、
怨嗟の声が【女】の囁きとなり京の闇を包む。かつて、洛中から忽然と姿を消したゲシュタポが、
四十四年の沈黙を破り蘇る。
その 邪悪な目的、野望 とは…祇園小路から木屋町通、先斗町の裏小路へと、
刃をかざしたエンジェルが疾風怒濤と駆け巡る!「アンネの日記」が再び衆目に曝されるとき、
少女の涙は真実を映し出すのか。#3『平成版 アンネの日記』
撮影・製作:タスギ(劇的集団忘却曲線)
撮影:松田ミネタカ
Gallery
<CAST>
谷内一恵(空降る飴玉社)
アパ太郎(トイネスト・パーク)
草間はなこ
田宮ヨシノリ(stereotype/劇団月光斜TeamBKC)
武士岡大吉(劇団つちの娘)
岩本拓也(劇団つちの娘)
内村春太(演劇ユニット 碌無のシュウマツ)<Ensemble CAST>
出町平次(劇燐「花に荒らし」/來來尸來)
玉井秀和(劇団FAX)
髙野亮太郎(劇団FAX)<STAFF>
企画協力:演劇Unit∮Ring
舞台監督:玉井秀和(劇団FAX)
美術 :土谷章雄
照明 :鈴木永遠
音響 :鈴木邦拡
衣装 :青木琴音小道具 :出町平次(劇燐「花に荒らし」/來來尸來)
振付 :斉藤直子写真撮影:吉永凪沙(劇的集団忘却曲線)
映像撮影:タスギ(劇的集団忘却曲線)
制作 :かづちやえ、八木早麻里ご案内
会場
<<アクセス>>
●地下鉄「松ヶ崎」より徒歩15分
●市バス北8・204・206系統 「下鴨東本町」「高木町」より徒歩5分
●市バス205系統・1系統・4系統 「洛北高校前」より徒歩10分
<お願い>
駐車場はございませんので、公共交通機関をご利用ください。
会場の周辺は住宅地となっておりますので、
近隣のご迷惑にならないようご協力をお願い申し上げます。
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